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周利槃特(しゅりはんとく)の話

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こんな話を聞きました

周利槃特(しゅりはんとく)と言う お坊さんの話です

シュリハントクには  マカーバンタカと言う お兄さんがいたそうで

この お兄さんは 秀才で とても 有能な方だったそうです

そのころは ガータと言って お釈迦様の教えを 詩のかたちにして

暗記しなければ ならなかったそうですが

シュリハントクは 記憶力が悪くて まったく 覚えられなかったそうです

そんな 弟を見て 兄の マカーバンタカは

(お前には 才能がないから 田舎へ かえりなさい!)と 言ったそうです

途方にくれた シュリハントクは 祇園精舎の 門の前で しょんぼりしていたそうです

そこに お釈迦様が 通りかかり 

(シュリハントクよ どうした!)と 聞かれたそうです

自分の 才能のなさ ふがいなさ でも 帰りたくない そんな気持ちを

お釈迦様に 話されたそうです  すると   お釈迦様は

(シュリハントクよ 私に ついてきなさい!) と言われ

これで「塵を払い、垢(あか)を除かん」といって掃除をしなさいと

ほうきを与えられたそうです

そして 「塵を払い 垢を除かん!」と 念じ 掃除を続け

ついには 悟りをひらいたそうです

シュリハントクの 悟りの言葉は

(自己をあざむかず 人をあざむかず ただまごころ

誠実一片で 煩悩の 塵を払った)

おもしろい つまらないは 自分しだい

雑用と考えるから つまらなくなる

すべてのことが 全て人生なのに なおざりにするから 雑用になる

禅では 日常の作業のことを 作務というそうです 

すべてが 修行のうちだと言う考えです

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